民進党広島県第4区総支部長
民進党広島県連副代表

民心党

活動報告詳細

【えびす録】地域の知恵を吸収して時代の局面を打開したい

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中山間地域を歩くと空き家と耕作放棄地がやたらと目立つ。家を訪ねると、70代以上の方々がほとんどだ。もちろん働く現役世代は日中は仕事に出かけているんだろうけど、元々「若いもんは街のほうに出て暮らしよる」というのが大げさではなく多くのお宅で聞く現状。

定住化促進の取り組みは全国の自治体で積極的に行われている一方で、都市や市街地に流れ出た人たちを中山間地域に戻すのは一筋縄ではいかない。同時に、そうした地域の中心産業である農業は担い手を失い、超高齢化している。実際の話を聞けば聞くほど農業改革、つまり新たな方針の提示には時間がないことを感じる。中心産業が農業である限り、中山間地域では農業をどうするのかというテーマが話題の中心となるため、農業を切り口に地域のあり方を考えることになる。

新規就農者の支援や農業支援は何年も前からどの自治体でも議論されているが、噛み砕いで言えば技術云々ではなく、飯が食っていけるのかという経済的な事由でも、まだまだ不安のある状態であることも間違いない。一方で、安定した収入が確保されればそれで就農者が増え、中山間地域に人が戻るのかと言えばその確証もない。第一、人口の減少速度が急速である上に、それに伴って公共サービスや個人商店などのサービスも大幅にシュリンクしている。さらに、生活する上で安心の要である医療機関が減り、教育環境も地域ならではの少人数の特徴を生かしたものが実施できておりそれが他と差別化できる要素を含んでいて新たな子ども(親)を呼び込める!、という水準までもっていけているところは全国で数えるほどしか事例がないという現実にある。つまり、子育てしやすそうでしにくくなっている。

自治体の財政難とサービスの充実のジレンマはすでにどの地域においても課題となっているテーマであり、コンパクトシティのように効率的に進める部分と郊外の中山間地域までのマネジメントも含めてまちづくりをどう展開していくのか、税の配分を含めて検討を急ぐ必要がある。

記事のように、集まっていただいている心強いアクターの心が離れないうちに、そしてこうした問題を気になりながら生活をしている方々の関心が薄れぬうちに、新しい展開を切り開いていかなければならない。現在の活動をスタートした頃(10ヶ月前)のことを思い起こさせる痛烈な記事と数字。誰かがなんとかしてくれる時代は終わりました。地域の知恵を吸収してこの局面を打開したい。まずはこの方々と会ってこよう。

記事:中国新聞(1/26朝 )

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