民進党広島県第4区総支部長
民進党広島県連副代表

民心党

活動報告詳細

外交交渉の結果からの違和感

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過ぎたことだが、米国及びロシアとの外交交渉の結果と安倍総理のコメントに大きな乖離が続いていることへ違和感をもつ。トランプ次期大統領とは「信頼できる指導者と確信」とコメントし、面会したことへの評価を求め、佳境にあったTPP交渉についての前進をにおわせる内容 だった。が、わずか4日後にトランプ次期大統領は「大統領就任初日に離脱」を宣言し、メンツ丸潰れとなる。ロシアのプーチン大統領とは、訪日前から北方四島の返還(二島返還)の前進を印象づけられたが、来日前にははっきりと「第2次大戦の結果は、しかるべき国際的な文書で確定していると、北方領土は国際的にロシア領として認められていると強調。」と、通告されている。それは1991年ゴルバチョフ大統領訪日の際の日ソ共同声明の内容(領土問題の認知)よりも後退している。結果、「民間を含めた日本側の経済協力の総額は3000億円規模」民間との連携は進めていけばよいが、今後も平和条約締結までの道のりは険しく、支払いは増していくだろう。詳細は別にするが、地政学的に見るとロシアにとって北方領土の持つ意味は核心的に大きい。(添付地図)事実、現実、歴史をしっかりと学ぶ機会を後世に残さなければならないと思う。国益をかけた外交交渉は一筋縄ではいかないだろうが、感情論だけでも進まないのも現実の結果だからだ。

各国それぞれの利権を争奪する話であるので歴史的な外交交渉が難航するのは理解するが、あまりにも事実と国民に対するコメントがかけ離れていることについては落胆してしまう。与党自民党を否定ばかりするつもりもなく、成果はそれで評価すべきだが、こうしたことが続くと他の重要案件についての態度もそうではないかと疑わざるを得なくなる。与野党が緊張感を持った政治が求められること、つまり権力、権限の一極化がもたらす国民の不利益を真剣に考えなければならないのではないか。政党云々ではなく、右だ左だでもない。一国民としても現在の立場からみても、政治自体への信頼をこれ以上損ねることは止めなければならない、と思ふ日曜日の夜。