活動報告詳細

対話から見えてくる政治の本質

政治は、無関心でいられても無関係ではいられません。少しひいて全体を見たときに、誰のための政治であるか、その影が見えてくるような気がします。

夏以降の活動はこちらをご覧ください→(https://www.youtube.com/watch?v=pgNYgbe6h9Y

私が、この世界に飛び込んだ原点は、日本の議会制民主主義の機能が大きく損なわれていることに危機感を持ったことにあります。10年後、20年後、自分たちが中核世代になったとき、現在の与野党のパワーバランスの偏りが国益を大きく損ねてしまうのではないかと思ったからです。振り返ると2009年の自民党から民主党への政権交代は、自民党への不満と民主党への期待から実現したものですが、蓋を開けてみれば民主党は国民の期待に応えられなかった。それまで政権を担当したことがないために政権運営能力が不足していたことに加えて、リーマンショックや東日本大震災という未曾有の出来事への対応に追われ約束したことが果たせなかったことにあります。これは、現在地域を歩く中で繰り返しご意見をいただいています。

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それでも私は自分の活動の意義というものを強く感じています。失敗したものを腐し続けて状況が良化するんであれば教育や躾はいりません。大事なのは、これからの日本にとって何が国益になるか、目的をはっきりさせることだと思っています。現在は、衆参両院において3分の2の議席を与党自民党が保有しており、端的に言えば採決すればどんなに議論が煮詰まってなかろうが、法案は通過するという状況にあります。昨年の安保法案、今回のTPP法案、次は年金でしょうか。いずれも、私たちの将来や現在の生活を変えてしまうほどの大きなテーマです。それがテレビを通じて可視化されると、◯◯劇場のように映り、なんかゴタゴタしているという印象と事実しか受け取れません。しかし、重要なことは中身をどれだけの人が理解しているのかということだと思います。何かよくわからないままに物事が決まってしまっており、これは後々、どうやって説明するんだろうかと、大きな疑問と憤りを感じます。国会中継の意義は、議題についての国民理解を深めることにあるはずです。与党は与党、野党は野党の役割があり、その機能発揮を期待して現在の議会制民主主義、二院制、小選挙区制度等があるはずです。選挙制度については別の機会にしようと思いますが、現行の小選挙区制度については二大政党を実現し、与野党が緊張感をもって国会運営を進めていくことに最大の意義があり、そこに国益がついてくるものと考えています。野党が弱いだから腐す、ではなく健全な野党勢力の確立と保持こそが国会運営にとって最大の価値を生むと思うのです。

 

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近い将来、「なんでこうなったの父ちゃん(パパ、ママでもいいです)」と聞かれたときに、内容の説明がしてあげられない状況というのは避けなければなりません。今後も、TPP、年金、労働等の重要法案が目白押しであり、国家の行く末と構えを決めるものであるからこそ、徹底的な議論とわかりやすい情報開示を求めていくことに大きな責任を感じます。政治は、無関心でいられても無関係ではいられません。少しひいて全体を見たときに、誰のための政治であるか、その影が見えてくるような気がします。

この国に生まれてよかった、他国から尊敬される国を目指したいと思っています。日本人のもつ文化や備わった気質を生かし、あらゆる多様な意見に対立するだけでなく受容し、「和」に帰結できるそんな社会風土づくりも政治の役割なのかもしれません。